【USMLE】USMLE STEP1の勉強方法〜CBT受験後9ヶ月間集中型〜

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筆者(ニャーゴロ社長)は医学部5年次にあたる2018年6月にUSMLE STEP1を受験し3digit-score 233点で合格しました。英語ネイティブではない筆者がCBT受験後9ヶ月でUSMLE STEP1を取得するまでの勉強法が、医学を学ぶ読者の方々の一助になれば幸いです。

前述の通り、筆者は医学部4年次〜5年次にかけて主に臨床実習の空き時間を利用してCBT受験後の9ヶ月間でUSMLE STEP1勉強を行いました。筆者の大学の全科臨床実習の期間である9ヶ月間で、北米の医学生の上位7%にあたる3digit-score 260点越えを目指しました。(目標達成できませんでした。トホホ…)

 

タイムスケジュール

USMLE STEP1の勉強方法には多くの選択肢はありません。勉強開始→First Aid通読→オンライン問題集→NBME模試受験→本番、の流れが受験者全員が行っている唯一無二の勉強方法です。これに付け加えるものについては後述します。
優秀なアメリカの医学生は3ヶ月の準備で高得点を叩き出すそうですが(デマかも)、日本人の医学生は医師国家試験と同時並行で1年半ほど勉強するのが一般的なようです。筆者の場合は医師国家試験未受験、かつ長期の勉強期間を準備できなかったので無理なスケジュールになっていますのでご了承ください。
以下筆者のタイムスケジュールです。

時系列 内容
〜9ヶ月前 CBTの勉強(医学英語の知識はほぼゼロ)
9ヶ月前 CBT受験(学内一位)
First Aid通読を始める。
同時並行でFirst Aid Q&Aを解き始める。
6ヶ月前 First Aid Q&A終了。
BRS Behavioral Scienceを通読&章末問題を解く。
5ヶ月前 オンライン問題集を開始。
USMLE World Qbankから開始。
2ヶ月半前 USMLE World Qbank終了。
Kaplan Qbank開始。
はじめてNBME模試を受験する。
1ヶ月前 Kaplan Qbank終了。
USMLE Rx開始。
本番 3digit score 233でUSMLE STEP1取得。

 

使用した教材

使用した教材について、簡単なレビューも含めて記載しました。これからUSMLE STEP1勉強を始めたい人は、とりあえず教科書であるFirst Aid for the USMLE STEP1と、紙の問題集であるFirst Aid Q&A for the USMLE Step 1の2冊を購入すると勉強を始めることができます。最初の一歩は重い重い一歩です。最初の一歩を踏み出せば、そこからアメリカまでは歩いて行ける距離でしょう。

教科書

First Aid for the USMLE STEP1 2017

唯一無二の教科書。何周も通読して高得点を叩き出す医学生もいますが、筆者は1回通読。CBTの知識だけだった筆者は、ここで初めて出会う疾患が多数ありました。

 

総合問題集(紙)

First Aid Q&A for the USMLE Step 1, Third Edition(831問)

初めて解いた問題集。正答率は5割前後?問題を解いたというよりも、医学英語知識ほぼゼロだった筆者は英単語をGoogleで検索した記憶しかありません。でも始めに医学英語を覚えるにはなかなかいい教材かも。

 

総合問題集(オンライン)

USMLE World Qbank(2487問)

初めて契約したオンライン問題集、筆者は「6ヶ月+UWSA模試2つ」のセットを購入。実際は3ヶ月半かかりました。解答解説は全て読みましたが、初めて得る知識も多かった印象。正答率63%
リンク:http://www.uworld.com/step1/step1_home.aspx

Kaplan Qbank(2147問)

2番目に契約したオンライン問題集、3ヶ月セットを購入。実際は1ヶ月半で終了。解答解説8割ほど読みました。同じく初めて得る知識も多かった。正答率73%
リンク:https://www.kaptest.com/usmle/practice/step-1-qbank

USMLE Rx(2326問)

3番目に契約したオンライン問題集、3ヶ月セットを購入。実際は1ヶ月で終了。解答解説は間違えた問題のみ読みました。First Aid for the USMLE STEP1の該当資料が添付されており、First Aid中心に勉強をしたい人は最初にこの問題集から始めたらいいと思いました。正答率77%
リンク:https://www2.usmle-rx.com

 

教科書・問題集(分野別)

BRS Behavioral Science(教科書+章末問題742問)

日本の医学生を苦しめる謎の教科であるBehavioral Science。例に漏れず筆者も苦しみました。ちなみにBehavioral Scienceは精神科と小児科と老年医学とCBTのA項目(医の倫理)を合わせたような科目です。通読の効果があったかどうかは不明ですが、通読しないと当てずっぽうになってしまうので通読したほうがベターな気がします。患者との対話は最終的にはシチュエーションごとに丸暗記しました(その結果低い得点率)。

 

模試の成績

NBME模試は50問×4ブロック、UWSA模試は40問×4ブロックからなる、1日がかりで受験するオンライン模試です。NBME模試のスコアは本番とほぼ同等、UWSA模試は10〜15点高めにでるようなので注意が必要です。

3ヶ月前

NBME 15 予想スコア219
合格スコアである194点を超えているようで一安心。

2ヶ月前

NBME 16予想スコア230
順調なスコアの伸びに満足。

UWSA 1予想スコア254
目標スコアに近づいて満足。

1ヶ月前

NBME 17予想スコア225
突如の点数ダウンに失望。ちなみにアメリカのUSMLE関連フォーラムから推察するにNBME 17はスコアが低く出ているようなので、NBME 17受験直後の読者の方は元気出してください。

NBME 18 予想スコア 236
スコアが伸びて満足するとともに、240の壁を実感し始める。

UWSA2予想スコア249
260は無理かもしれないと考え始める。

NBME 13予想スコア228
荒れる。

NBME 19予想スコア236
腹をくくる。

 

受験に関連した費用

USMLE STEP1受験にかかった費用についてまとめました。これには触れないでいきましょう。

内容 費用
USMLE STEP1 13.2万
USMLE First Aid 0.9万
USMLE First Aid Q&A 0.9万
BRS Behavioral Science 0.6万
Uworld(6か月) 4万
Kaplam(3か月) 2.1万
USMLE Rx(3か月) 1.6万
Form186公証料金 1.2万
NBME(模試) 0.6万×5=3万
飛行機代 3.2万
合計 30.7万円

 

USMLE STEP1は資格試験であることは確かなんですが、それと同時に医学の魅力が詰まった良い試験だと思います。この記事をみてUSMLE STEP1を受験しようと思っていただける日本の医学生の方がいらしたら幸いです。

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