【年末!年越し旅行】青春18きっぷ!東京ー兵庫を電車で行く~お城巡り、徳川家康を追って~ part1

Pocket

これは、ぼくが2017年の年末に青春18きっぷを用いて、東京→静岡→名古屋→京都→兵庫を電車で旅したときの旅行記です。テーマは「徳川家康」と「お城巡り」でした。

東京から静岡へ

 

12月29日、東京の五反田から旅は始まりました。まず、静岡へ向かいます。基本的には、JR東海道本線をひたすら行きます。所要時間はおよそ4時間でした。

駿府城

 

駿府(静岡)は家康のゆかりの地である。家康が8歳から19歳まで(現代でいうと小学2年生から大学2年生まで)の間、今川氏の人質として駿府で生活したという(1549年~1560年)。その後、1586年に浜松城から居城を移す形で駿府城を築城。1603年、征夷大将軍となり江戸幕府を創設するも、1605年には息子の秀忠に将軍職を譲った。その後、自身は大御所として駿府へ入り、駿府城を整備し、さらに城下町を作った。こうしてできた大御所の都は、江戸に劣らず大変栄えたという。家康が駿府に入り亡くなるまでの約10年間は、大御所として政治の実権を握っていたという。1616年、駿府城にて息を引き取る。遺言に従って、家康の遺体は久能山に納められた。その後、秀忠の命によりこの地に久能山東照宮が創建される。

久能山東照宮

 

正面に見えるのが久能山です。山頂の久能山東照宮まで石段がちょうど1159段(いちいちご苦労)あるとのことで、とりあえず登ってみることにしました。

 

凄い迫力でした。ここを登っていくと、本殿へつづく最後の石段が見えてきました。

 

そして、どうやら本殿のある地点よりさらに40段登ったところに、新廟実際に家康の御遺体が納められているという石造りの塔)があるということで、そこまで登ってみますと、確かにお墓らしき石造りの塔がありました。

 

とても印象的だったのが、この「東照公御遺訓」とよばれる教訓でした。静岡編の最後はこの家康の教訓で終わりたいと思います。


人の一生は重き荷を負うて遠き道をゆくが如し
いそぐべからず不自由を常と思えば不足なし
心に望みおこらば困窮したる時を思い出すべし
堪忍は無事長久の基
いかりは敵とおもへ
勝つことばかり知りて負くることを知らざれば害その身に至る
己を責めて人を責むるな
及ばざるは過ぎたるに勝れり

 

とくに、短気ですぐイラついてしまう僕は、「いかりは敵とおもへ」が心に刺さりました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です